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プリント作りのアート

ヘルシンキにあるマリメッコ社プリント工場では、毎年1,000kmもの生地にプリント加工が施されています。

1951年に創業されたフィンランドのデザインハウス、マリメッコ。マリメッコのプリントは、目にするだけで明るく前向きな気分にしてくれるブランドの象徴的存在として、人々に愛され続けてきました。マリメッコが掲げるミッションは、毎日の暮らしにカラフルな色彩、喜び、そして幸せをもたらすこと。

大胆な色使いで描いたストライプ、チェック、花柄をはじめとしたプリントの数々は、貴重な芸術遺産でもあります。これまでにマリメッコのデザイナーたちが生み出し、ドレス、バッグ、食器、ファブリックなど様々なアイテムを彩ってきたプリントデザインの数は、通算3,500種類。タイムレスな魅力にあふれるアイコニックなプリントたちは、何千色ものカラーパレットに染められ、何度も繰り返し登場してきました。さらに、新しいプリントデザインも毎年加わり、プリントのラインナップは絶えず進化し続けているのです。

全ては一枚のドレスから始まった

全ては一枚のドレスから始まった

1950年代初頭、アルミ・ラティアはライフスタイルブランドの先駆けとなるマリメッコを創業。時代思潮を読み解く能力に長けていたアルミ・ラティアは、当時人々が求めていた明るく前向きな心、そしてひとりの人間としての喜びに着目し、そのビジョンを全世界に向けて発信しました。

きっかけとなったのは、美しいモチーフがプリントされた一枚のシンプルなドレス。楽に着られて、自分らしいスタイルを大胆に楽しむことができるドレスは、瞬く間に人気の定番アイテムとなりました。 マリメッコのドレスはその後も長年に渡り、世界各地の自立した女性たちを勇気づける存在として人気を博し、今もなお創業当時と変わらぬコンセプトで愛され続けています。

ファッションのみにとどまることのなかったマリメッコ。マリメッコのドレスに隠されたフィロソフィーは、ライフスタイルブランドとして進化していく上で重要な礎となりました。
創業当初より、ホームコレクションやアクセサリーには、マリメッコが世界的に知られるきっかけとなったプリントデザインが施され、そのデザインには明るく前向きなメッセージが込められています。

マリメッコの創設者

アルミ・ラティア

アルミ・ラティアは、「クリエイティブに表現する自由」から生まれる文化の育成・支援に注力しました。今もなお増え続けるマリメッコの多彩なアーティストリストに名を連ねるのは、ほとんどが女性です。

創設者、起業家であり、明確なビジョンの持ち主であった、アルミ・ラティア(1912-1979)

Printed in Helsinki

活気あふれるヘルシンキのマリメッコ プリント工場は、自由気ままにクリエーション活動に没頭できる、言わばクリエーターたちの遊び場。また、マリメッコのプリントに新たな命が吹き込まれる場所でもあります。工場はブランドにとって聖地のような存在。本社機能さえもプリント工場に隣接した建物にあります。