Marimekko Pre-Spring 2022
What’s your archetype?

ブロックを組み立てるようにスタイリングを楽しむ。マリメッコが提案するのは、ひとつあると使いまわしがきいてコーディネートの幅が広がる、「モジュール」のようなアイテム。それがタイムレスなデザインなら、長い間使い続けることができて、サステナブルなワードローブが叶うはず。
新クリエイティブディレクターのレベッカ・ベイが手がけた新生マリメッコで注目したいのは、3つのアーキタイプ(基本)シルエット。マリメッコらしい3種類の基本シルエットを押さえれば、あとはアイテム同士を自在に組み合わせてレイヤードするだけで、無限のコーディネートパターンが生まれてきます。
自分らしいスタイルを確立させるために不可欠なのは、自分の体型や性格に合ったシルエットを知ること。今シーズンのマリメッコは、誰でも簡単にスタイリングが楽しめるようになる基本シルエットを提案します。
基本シルエットの元となったのは、マリメッコが過去何十年もの間展開してきた、アイコニックなアーカイブドレス。マリメッコが世界中で愛されるブランドとなったきっかけとも言える数々のドレスを参考に割り出した、今着たい基本シルエット3種類をご紹介。
Archetype 1 – A-line
気軽に着られて、最もクラシックな基本シルエットと言えばAライン。マリメッコが広く知られるきっかけにもなった、1960年代、ジャクリーン・ケネディが身に着けていたドレスのシルエットです。誰にでも似合って、どんな体型も綺麗に見せてくれるAラインは、特に大きく大胆に描いたマリメッコプリントが映える、広いキャンバスのようなシルエット。Aラインとは、肩まわりはコンパクトで、ウエストは締め付けず、アルファベットの “A” を描くように裾に向かって広がっていくシルエットです。
Archetype 2 – Straight
シンプルでクラシック、ミニマリストなシルエット。すっきりと洗練された印象を演出してくれます。ブラウスなどのトップスをストレートシルエットにすれば、他のアイテムとのコーディネートもしやすく、トレンドに流されることなくタイムレスなルックが叶います。ストレートシルエットは、ジオメトリック柄、グラフィカルなデザインとの相性が抜群。
Explore archetype dress
Archetype 3 – Fit & flare
3つのシルエットの中で最もアーティスティックなシルエットがフィット&フレア。ウエスト位置にギャザーを寄せたり、ウエストを絞った、フェミニンな印象のシルエットです。トップスの場合、ウエストをきゅっと絞り裾に向かってフレアさせたペプラムが代表的。フィット&フレアはワードローブのアクセントになる主役級アイテム。どんな大きさ、形のプリントも映えるシルエットです。