次世代の日本のアイコンといえば:プロデューサー兼DJであり、Marimekko Kioskiのキャンペーンサウンドを制作してくれた多彩な顔を持つLicaxxx

 


 
 

Licaxxxさんについてお聞かせください。どんなキッカケでプロデューサー兼DJになったんでしょうか?

東京を拠点にDJ、音楽プロデューサー、編集者、ラジオパーソナリティとして活動しているLicaxxxです。中学生の頃からバンドに入っており、特にブリティッシュ・ロックが好きでした。DJは、最初は趣味として始め、2010年から正式にDJとしてデビューしました。主にテクノやハウスの音楽をかけることが多いです。グローバルなファッションブランドのショーに使われるアンビエントミュージックもプロデュースしています。


Marimekko Kioskiの最新エディションのテーマは「マインドフルネス」。Licaxxxさんにとって「マインドフルネス」とはどのようなものですか?

言葉に表せない感情や気分、目に見えない色。思い出につながっていることが多いです。かっこいい音楽を聴くと無意識に「この音かっこいい」と感じるんです。私にとって音楽はコミュニケーションの一つの手段であり、いつも自分の音楽を聴いたお客さんはどんな反応するか想像しながら制作活動をしています。私は言葉ではなく、音楽で自分を表現するので私のクリエイティビティは言葉では表せない要素が多いですね。


日本人は昔から日常の中の美しさを大事にしていますよね。Licaxxxさんはどうやって日常の中の喜びを見つけますか?

確かに日本語には「わび・さび」のように静けさや平穏を感じさせる奥深いものを表現する言葉が多くあります。意識的にこのような言葉は使いませんが、日常的に感じることはあります。私の生活の中では、食べ物や近所のお店での食事の提供のし方に「わび・さび」を感じます。
この考え方は無意識なので日常の中ではあまり気づくことはありません。でもDJをしているときは自分の中にある無数の目がフロアを観察し、音楽をかけているように感じます。

「生きがい」や「金継ぎ」に見られるように「マインドフルネス」は日本文化には欠かせない要素だと思います。Licaxxxさんは自身の生活にどうやって取り入れていますか?

日本に住んでいると、自然と取り入れているので、無意識のことが多いです。でもよく使う物には愛着がありますね。金継ぎでは破損と修復を物の生命の一部としてとらえます。その物が同じ形をしていても修復前と後では全く違うものになります。私にとって物や人は掛けがえのないのものです。

Licaxxxさんがリラックスするために訪れる場所は?

お風呂、スパ、マーク・ロスコの絵の前


Licaxxxさんにとって一番落ち着くサウンドは何ですか?

静寂。何も聞こえないように感じるかもしれませんが、実際には鳥の鳴き声、風の音、周りの人々の生活音が聞こえます。感覚を澄ませると、季節によって空気の匂いが異なることなど、色んなものが見えてきます。


Licaxxxさんが教える、東京でのリラックススポット:トップ3

1. Medichaメディテーションスタジオで疲れた脳をリフレッシュ
2. 櫻井焙茶研究所でお茶を楽しむ
3. 浜離宮庭園で自然の空気を吸う