ピア・ホルム
テキスタイルデザイナー
芸術大学を卒業した Pia Holm の Mauste(マウステ/スパイス)プリントは、2006年にマリメッコが主催した”Design, Meet the User!” コンテスト受賞作品の一つです。
Pia Holm 自己紹介
私は元々フィンランドの西海岸の出身ですが、今ではヘルシンキに住んでいます。服飾デザインを学んでいた時、柄やイメージをデザインすることが私にとって自分を表現するのに最も自然な方法だということに気づきました。私は主にイラストレーターとして働いていますが、今は自分のルーツに戻っているような気がします。
インスピレーションは どこから?
デザインの基礎は私が数年前に撮ったクラウドベリー湿地帯の写真です。写真はいつも私の心をとらえます。デザイン中の湿地帯の中に秘密の世界の香りを含むよう心がけました。すなわち、強い香り、色、質感です。くつろいだ休日を連想させるようクラウドベリーを選びましたが、それによってまた子供時代に滞在した田舎のコテージの思い出がよみがえります。私は、自然界の豊かさを伝えるため、そして自然の中に現れる素晴らしいフォルムを人々に気づかせるために私のデザインを使いたいと思います。
作品製作スタイルは?
始めに私はお客様がどんなものを選ぶかを調べます。最初のアイデアは通常この段階で浮かんできます。考えるステップの後に、自分に近いと感じ、作品に取り入れたいと思うテーマを選びます。テーマについて詳しく調べ、いくつか関連のあるイメージを集めます。その後は座って、しばらくただ思いつくままスケッチします。自分で好きなものを選んでから、コンピューター上でテーマをまとめ、柄や絵を最終的な形に作り上げます。
marimekkoでプリントデザインした感想は
ここで働くことは素晴らしく、とてもやりがいがあります。こんなに暖かくいい人たちに出会え、その人たちとデザインや製造の様々なことを話し合うことができて非常に光栄です。
もし自分の作品が好きな場所に飾れるとすればどこを希望する?
今から30年後の私の子供の家に生地の一つが飾ってあるのを見てみたいです。
どこで自分のデザインしたテキスタイルの作品を見たいですか?
パブリックスペース。人が予想しないような場所で、周囲の環境と一体になったパターンやテキスタイルを表現できたらいいですね。
尊敬するデザイナーは?
私は、興味深く国際的なデザイナーやイラストレーターに追随しています。スカンジナビアン・ガラスや陶器のデザイナーが使っているフォルムが語りかける言葉にインスピレーションを受けます。
デザイナーとして一番大切だと思う素質は?
デザイナーは消費者のニーズを理解しなければなりませんし、幅広い国際的な流行に気付き、遅れないようにすべきです。そしてデザイナーは継続的に新しい製品や新しいデザインを生み出さねばならないので、自分自身の創造性を維持し育てる能力もまた重要です。正確さと決断力はデザイン工程の終盤で必要になるので、赤い糸はデザイン段階から完成した製品まで切れることなくつながっているのです。
夢は?
古い庭園を復元し世話をすることです。