ミーナ・アッキジルッカ
テキスタイルデザイナー
アーティストのMiina Akkijyrkkaは、牛をテーマにしたスケッチやペインティング、彫刻などの作品で有名で、ヘルシンキをベースに活動している、アートと牛の世話の両立をしているアーティストです。marimekkoでは、ファブリックや、キッチン・テーブルトップなどをデザインしています。
あなたのワークスタイルを教えてください。
プロセスが大切です。はじめは全てがバラバラな断片で、作業をスタートさせるのが難しい時もありますが、そんな時は何を表現したいかを考えることに集中する努力をします。 例えば、”楽しさ、喜び、自由”とか、それが本来何を意味するのかをよく考え、スケッチをスタートさせます。私は白紙に、ある恐怖を感じますし、最初の一筆、(汚れとでもいいますか)を描くことを簡単に思うこともあります。時には最初にスケッチをたくさん、1日に50枚近く描くことがあります。線は、流れる前に温めておく必要があります。 描線が流れ始めたとき、実際に仕事がスタートします。
プロセスは、仕事の難しさに対する、もがきでもあります。スケッチやペインティングを大きな紙に描いらり、仕事の難しさについて描くこともあります。1本のラインからスタートして、色を後から加えたりしますが、紙の上に色をつけ、その色の上からアウトラインを描く時もあります。休みや休憩の時間は考えを明確にまとめる、仕事のプロセスの中で重要な役割をしています。
仕事場として好む、特別な場所はありますか?
私にとって、光があって心が落ち着く場所が、実際の場所よりも大切です。というのも、光は色やコントラストなど、すべてに影響し、絵は電車の中、屋外でもどこででも描けます。場所よりも仕事は努力と勇気を必要とします。あえて線ともがく所から始めなければならない時もあります。
どこでデザインのアイディアを得ますか?
様々なものからです。 例えば、2色のコントラストからインスピレーションを受けます。目を細めると色を浮き上がらせることができます。牛の観察や、人が作り出すいい雰囲気からもインスピレーションを受けます。
marimekkoと聞いて何を思い浮かべますか?
marimekkoは、どんよりとしたフィンランドの中で輝かしい場所です。
marimekkoでテキスタイルデザインをするのはどんな感じですか?
marimekko は私にとって夢でした。 marimekkoで働く人々は活気に溢れ、雰囲気も良く、クリエイティブです。marimekkoで長くキャリアを積んでいる人達も多く、それは、彼らが自分の仕事をエンジョイしている証拠だと思います。 プリント柄をデザインし、その柄で製品を作るのは、冒険をしている感じです。marimekkoでは新しいテクニックを学び、ベニヤ板から陶器までさまざまな素材に精通するチャンスを得ることが出来ました。 同じ柄に何度も何度も取り組むことがありますが、それでもまだ、自分らしさを製品から見出すことができます。
デザイナーにとって、最も大切な素質は何ですか?
自分の仕事に対して、謙虚であることが大切だと思います。自分をあまり崇高な人間だと思うべきでなないですし、自分の仕事が終わる前に、自己判断をするべきでもないと思います。高慢さは時にすばらしい一筆も台無しにしてしまうことがあります。自分の仕事に熱心に取り組むことが大切なのです。デザインはチームワークなので、スタッフとのコミュニケーション能力も必要です。
あなたの夢は何ですか?
インターナショナルなアートシーンに興味があるので、海外で大きな展覧会を行うのが夢です。そこで、海外の人々と交流できる機会が持てたらすばらしいと思います。また、旅をするのも夢です。牛の様々な知識を深めるために、世界中を旅できたらいいですね。長耳のインド・ブラジル牛や、モンゴリアのステップに住んでいる遊牧民の牛、チベットの野牛、大草原のバッファローなどについて知りたいです。
あなたの仕事に最も大切なことはなんですか?
夢、アイディア、そして仕事自体です。人生は、簡単すぎないほうがよく、コントラストとプレッシャーが人生に豊かさを与えると思います。
もし、世界中で選べるなら、どこであなたの作品を見てみたいですか?
エリザベス女王の寝室か、それがだめなら、ウィリアム王子の寝室です。