marimekko

Autumn&Winter 2007



Design




Maija Louekari 写真

Maija Louekari

マイヤ・ロウエカリ

テキスタイルデザイナー


1982年 誕生

1998-2001年 アートスクール(オウル)にてグラフィックアートを学ぶ

2002年 アートスクール(ヘルシンキ)にてグラフィックアートを学ぶ

2003年 UADHユニバーシティ・オブ・アート&デザイン(ヘルシンキ)入学 -空間・インテリアデザイン専攻

2003年 マリメッコ社主催のUniversity of Art and Designのコンペで、一位を獲得。同年より、フリーランスデザイナーとしてマリメッコと仕事をしている。

2003年、マイヤ・ロウエカリは、学士課程に在籍時に、ヘルシンキ芸術デザイン大学とマリメッコによって行われた、デザインコンペティション「Nuoren ela¨ma¨n raamit (若い世代のための)」で「Hetkia¨/Moments(ヘトキア/モメンツ/ひと時」で一位を受賞しました。以来、マリメッコのプリントのデザインを手がけています。

あなたのデザインしたファブリックについて教えてください、そしてそれはどういう形で生まれたものなのでしょうか?

私の今までの作品は手描き、スケッチライクな絵が特徴です。それは大判で統一されていて、特にカーテンのように大きな面で使われることが多いです。
私のアイデアは周りを観察するところから生まれます。アイデアはクリアに表現されることもあれば、最初のものと異なってくるときもあります、また、直感的に絵を描いて出てくることもあります。デザインは私のものの見方や体験によってできあがっていくもので、それを最終的にファブリックに表現しようとしています。通常取るに足らない、見過ごしてしまいがちな物事や人の様子などに関心があるのです。それは日常生活からの創造と言っています。
私の頭の中では、途絶えることなくデザインが行われています。時折、寝ているときに、はっきりとアイデアが見えてくることもあります。つまり、クリエイティブなデザインとは、生活と切り離して考えることができないものなのです。生活そのものとも言えます。私にとって、ファブリックとは、イメージとして湧いてきた私のアイデアを描く白い紙のようなものです。

デザイナーにとって最も大切なことは何ですか?

デザイナーとして大切なことは、自由でオープンな心を持っていることです。それは物事を感受し、自分の心に耳を傾けることができることです。

マリメッコでデザインすることの良さは何ですか?

マリメッコでデザインをすることは、今の私にとって最も楽しいことなのです。私はマリメッコ、そしてその歴史とそれを作ってきたデザイナーたちを尊敬しています。私もその人たちと一緒にマリメッコで仕事ができることは、本当に素晴らしいことだと思っています。

もし選ぶことができるとすれば、あなたのデザインしたファブリックをどこで見たいと思いますか?

ビルの外の大きな壁とかで使えたら面白いでしょうね。将来は、私の子供に自分がデザインしたベッドカバーを作ってあげたいです。

生活の中で何にインスパイアされますか?

私は日常生活の中の非常に些細なことや、他の人にとって普通の出来事に関心を持っているのです。大都市や自然の森など、異なる環境のどちらも面白いと思っています。やっぱり一番アートや音楽から刺激を受けることが多いです。ダイレクトに感情を喚起させ、音楽の与えてくれる色彩やリズム、イメージなどを視覚的に感じることができるからです。

あなたが目指すアーティストはいますか?

私はTove Jansson(トーベ・ヤンソン)の作品は常に好きですね。彼女の文章もイメージも。

あなたの仕事において最も大切なことは何ですか?

私にとって一番大切なことは愛情をもって作品をつくること。結果には、それが表れると思います。ファブリックを通して、私のある部分を誰かに共有してもらえるというのは嬉しいことです。私にとって、世の中に出て行く作品は自分の子供のようなものです。


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