クリスティーナ・イソラ
テキスタイルデザイナー
1946年 誕生
1971年 フリー・アート・スクール、School of Industrial Arts(ヘルシンキ)卒業-映画・写真課専攻
テキスタイルデザイナー、クリスティーナ・イソラは、彼女の母マイヤ・イソラの軌跡を追ってこの世界に入りました。彼女は16歳の時、彼女の最初のファブリックのスケッチを母のアシスタントとして制作しました。1978年から1987年まで、母と娘はジョイントネームMaija Isola/Kristina Isolaとしてマリメッコで作品を制作してきました。現在クリスティーナは自身のデザインのファブリックプリントを制作、同時に母、マイヤのデザインの新しいカラーラインの責任者であり、それらのデザインパターンを様々なプロダクトに融合させています。
あなたはデザイナーとしてどのようなスタイルを目指してきたのですか?
私のデザインは繊細です。細かく、静かなイメージを好んで取り入れてきました。時々自分のイメージをファブリックにする為に、プリントのプロセスで色々と新たな試みを行います。自分の望むオリジナルのアイデア通りのイメージ、色が実現したときの喜びは素晴らしいものです。
あなたのファブリックのアイデアはどこから得ますか?
自分の周りをよく観察します、そして周りの言葉に耳を傾けます。網を持ってアイデアの断片を集めるのです。外の世界にはアイデアを喚起させる素材がいつも転がっています、それを見つけるのです。それは美しい光を浴びた木々の小枝であるかもしれませんし、また様々な色の組み合わせかもしれません。通り過ぎてしまう素敵なもの、美しいものであったりもするのです。
どのような資質がテキスタイルデザイナーには必要ですか?
自分をもっていて独立心があり、協力的であること。また忍耐力、責任感があること。
あなたの仕事の最も良いところは何ですか?
私に合う一番のポイントは、個々または他のメンバーと自由に働くことができること。この仕事に同じことの繰り返しはありません。いつも何か新しいことをしようとしています。誰かが制作したものを美しいものとして見て喜んでくれることは、とても嬉しいことです。もし私がテレビでニュースを見ていて、インタビューを受けている人のオフィスのカーテンに私のデザインしたものがあれば、こんな風に考えたりします。「どうしてそのファブリックのパターンがそこにあるのか、インタビューされている方が選んだものなのか、また誰か別の人が選んだものなのか」。私のデザインしたファブリックのパターンは、言うならば、いつもの私の感覚そのものです、しかし状況が変われば、誰かの日々の生活の環境の一部となり、別の意味を持ち始めるのです。
あなたは何にインスパイアされますか?
あらゆる物事から得ることができます。私はじっと何もしないでいることは耐えられないです。木を切ったり、屋外で作業をしたりと体を使う作業が好きな人間なのです。
プロフェッショナルとして、あなたは母親であるマイヤからどんなことを受け継ぎましたか?
優れたファブリックのパターンの扱い方を教えてくれたことでしょうか。彼女は作業をいつも手法的、計画的に進めることがとても大切だということを説いていました。それがまず最初に座って考えることであると。そして働くことは楽しいことであり、つまらないことではないことを教えてくれました。
あなたはマリメッコに40年以上も働いています。それはあなたの生活、人生においてどのような意味をもたらしていますか?
マリメッコは私の人生の中でなくてはならないとても大切なものです。
この数年の間に会社はどのように変わったと感じますか?
1980年代に比べ、人々はよりお互いを励ましあい、助け合い、創設者Armi Ratia(アルミ・ラティア)の時代の組織に近くなっていると思います。
マリメッコの将来をどのように考えていますか?
マリメッコの持つ勇気、強さ、人を驚かせるデザインは、これからも魅力的でありつづけると思います。